百年先まで我々が安心して暮らせる世界を守る。

理念にも掲げた言葉が、環境測定サービスの想いと使命そのものです。これまでの環境業界には、非常に地味なイメージがあったと思います。「法律だから仕方なく取り組んでいる」という気持ちの企業様もいたでしょう。しかし、そういう時代は終わりました。いよいよ人類が環境を真剣に守らなければいけない。そういう状況に突入したのです。

1970年代の環境公害問題に端を発し、環境への人類の取り組みは始まりました。今までは環境を監視する役目でしたが、これからは環境を守るために「どうしたらいいか？」「どうすべきか？」を提案していかなければなりません。AIなどを上手に組み込むことで業態を変化させ、デジタル化していくことが重要と、私たちは考えています。

環境に取り組む技術者が表舞台に立つということは、今までありませんでした。環境測定サービスの想いとして強くあるのが、そういった技術者に光を当てることです。社会貢献度が極めて高い仕事でもありますから、技術者が意識を高く持って仕事に臨める。そういう会社にしたいという想いが強いのです。

伴って、技術者を取り巻く世の中の目を変えていくのも、当社の役割ではないかと思います。環境監視の業務から、本当の意味で環境保全を遂行する仕事へ変えていくのが、今という世代における環境測定サービスの役目だと認識。その一環として、技術者をしっかりと育成して参ります。

環境測定サービスでは、プロフェッショナルである化学系の技術者が、和気あいあいとフォローし合いながらチームプレーで仕事に取り組んでいます。遥か以前は、個人プレーが蔓延していました。時代としてそれが普通だった側面はあると思います。そうではなく、チームプレーの会社組織に変貌を遂げることで、当社のできる範囲は格段に広がりました。それが、お客様からの高い評価にも結び付きますし、技術者へ光が当たることにも繋がると確信しています。

お取引が始まったお客様からよく頂戴するのは、「他で断られて、御社に辿り着いた」という意味合いの言葉です。ルーチンに乗らない仕事を引き受けないスタンスは、効率としては正しいのかもしれません。しかし私たちは、手間ひまがかかる、そのほとんどの依頼を引き受けます。なぜなら、知識や技術の必要な仕事をやれるだけの力が、今の環境測定サービスにはあるからです。そこは自負していますし、お客様にとって強みと感じていただいている部分でもあります。

お客様は困って相談されている。できるできないではなく、まずは「どうやったら、それができるか」を考えるのが当社の姿勢です。まずはしっかりとお客様のお話を聞きます。そのうえで会社の皆で話し合い、実現するための建設的な意見を出し合うのです。積極的にお客様へのお役立ちを果たそうとするからこそ、ノウハウを積み重ねることもできます。たとえ失敗したとしても大切な経験値となるでしょう。できないことの実証にもなりますし、上手くいけばお客様にお喜びいただける。社員のスキルアップにもなります。